鴉羽郁大 小ネタ集
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「やつらを欺ける作戦ができた。哀さんは隠れていればいい」
「どういうこと・・・?そんなの、私以外が犠牲に・・・!」
「大丈夫だ。“あいつ”は、俺が誇る“魔術師”だからな」
「まさか・・・」
「・・・ねぇ」
「ん?何だ?哀ちゃん」
「鴉羽くん、よく工藤くんの家に行ってるのよね?」
「あぁ、本を読み漁りにな」
「・・・あの人、怪しい動きとか、してないかしら」
「あの人って、昴さんか?まぁ・・・謎な人ではあるけど、悪い感じはしないな」
「・・・そう」
「・・・そう言う事を話してくれるって事は、俺も少しは頼られてると思っていいのかな?」
「ち・・・違うわよ、私はただ、」
「うん、ごめん。・・・隣に、“もしかしたら”なやつがいたら、こわいよな」
なで
「・・・そう、じゃ・・・」
「でも本当に、悪い感じはしない。安心していいと思うけどな」
「・・・」
「ご兄妹ですか〜?」
「いいえ、違います」
(えっ・・・まさか、誘拐・・・?)
「変な心配しなくていいから」
「えっ!?え、あ、はい・・・?」
(デートなんて言えないしな・・・)
(兄妹って言った方が楽なのよね・・・)
「なぁ郁大」
「うん?」
「お前、あんま“コナン”ってよばねぇよな」
「あぁ・・・コナンは“お前”だけど本当の“新一”じゃないからな。必要以上に呼びたくねーんだよ」
「ふーん・・・けど“灰原”は呼ぶよな」
「哀さんの場合は、俺が“宮野志保”を知らないってのもあるな」
「そんなもんか?」
「大体はな」