棠棣凛乙 小ネタ集
●30巻 FILE.4〜7 黄昏の館
※山道で毛利探偵達と会った
「あんたは確か、中森警部んとこの・・・」
「棠棣凛乙巡査部長であります!」
「なんでこんなところにいるの?」
「迷子なの・・・」
「え」
そして毛利探偵の車に続いて黄昏の館へ
―――――
※大上が殺された直後
「おい嬢ちゃん、顔色悪いが、大丈夫か?」
「け、刑事たるもの、管轄外とはいえ死体にびびるようでは・・・」
「棠棣さん、無理をなさらないでください」
「大丈夫、だよ、白馬くん。私は、刑事なんだから」
「刑事も人間ですよ、凛乙さん」
「・・・・・ごめん・・・それじゃ、少し、休ませてもらうね・・・」
●2人で食事
「いかがですか?気に入っているんです、この店」
「・・・あの、さ、白馬くん」
「なんでしょう?」
「ここ、相当お高いよね?わたし、そんなに」
「お誘いしたのは僕です。もちろん僕がお支払しますよ」
「そっ、そういうわけには!高校生相手に・・・っ」
「今は、僕は高校生だということを、忘れてはくださいませんか?」
●白馬くんと。そして高木刑事に相談
「僕がもう少し早く生まれていれば、貴女を堂々つ捕まえて離さないんですけどね」
「やだなぁ、そんな冗談・・・」
「僕は本気ですよ」
「・・・」
「・・・ってことがあったんだけど、どう思う?」
「凛乙さんが相手が嫌じゃないなら、いいんじゃないかい?」
「・・・高校生でも?」
「えっ?」
●同期と憧れの人
「あ、渉くんいた。例のものもらいに来たんだけど」
「あぁ、凛乙さん。はい、これ」
「ありがとー」
「・・・・・凛乙さん、ねぇ」
「えっ?あっ、さ、佐藤さん!いや、これは、そのっ」
「随分楽しそうじゃない、高木くん?」
「さ・・・」
「?」
「佐藤刑事・・・!」
「え?」
「ちょこっと渉くんに会いに来ただけなのに、まさか佐藤刑事にお会いできるなんて・・・!」
「えぇ?」
「ちょ、凛乙さん」
「何?どうしたの、廊下で騒いで」
「由美」
「由美さんまで・・・!」
「え?」
「・・・高木くん?」
「・・・同期の棠棣凛乙さんです・・・憧れの刑事は佐藤刑事だそうで・・・由美さんも」
「え」
「えぇ?」